プログラム

Day 1 | Day 2

  • 2019年6月26日(水曜日)

  • 08:00

    受付

  • 09:00

    基調講演

  • 09:30

    グローバルビュー:マクロ環境とプライベートエクイティ投資

    プライベートエクイティ投資はここ数年、良好なマクロ経済情勢とアセットクラスへの潤沢な資金配分を受け、健全な環境に恵まれてきた。ところがここに来て、米中貿易摩擦やブレグジット問題、さらには、景気後退に対する拭いきれない懸念など、様々な要素が投資家の不安を掻き立てている。投資準備金として調達したものの、今だ手がつけられていないドライパウダーの額が記録的な水準にあることや、バリュエーションが高騰していることなども一因となっている。本パネルディスカッションでは、経験豊富な投資家が現在の市場環境を分析、プライベートエクイティ業界がこの混乱期を乗りきることができるのか、そしてどういった投資戦略が最も効果的なのかを議論する。

    • 今後1年間の主要な投資テーマは何か?
    • 今後、市場で起こりうる混乱をプライベートエクイティはいかに逆手に取れるか?
    • 現在のグローバルな投資環境の中、日本の立ち位置はどこにあるのか?
    • 投資家ニーズに応えるため、投資商品はどのように進化しているのか?
  • 10:15

    日本市場:競争市場における価値ある案件の発掘

    日本は現在、人口統計学的にも厳しい環境にあり、目を見張るような経済成長を期待できるような環境にはない。にもかかわらず、プライベートエクイティ投資家はその日本市場で、投資対象として適切な企業を適切な業界から見つけ出し、付加価値をつけ、魅力的なエグジットに成功している。国内外のLPはポートフォリオ対象としての日本にますます関心を寄せており、国内GPによる多額の資金調達の一因となっている。一方で、アジア各国の投資ファンドは主に日本国内のカーブアウト案件への投資機会に惹かれており、彼らのポートフォリオの中でより顕著な主役となるよう日本に期待を寄せている。本パネルディスカッションでは、現在の投資環境をパネリストがどう評価しているか意見を聞く。

    • 日本はメガディールに対する素地が十分に整っているか?
    • 入札案件において投資家はいかにすれば優位性を得られるか?
    • 日本市場において対外成長戦略の実施はどの程度難しいのか?
    • 新たな人材の採用とその維持について、主な課題は何か?
  • 11:15

    コーヒーブレイク

  • 11:45

    ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントによるプレゼンテーション

  • 12:15

    価値の創出:投資に説得力を持たせる

    一つの案件に対する競争は市場のほぼあらゆるレベルで激化しており、買い手側の初回提示額のマルチプルを押し上げる上昇圧力となっている。その結果、投資スキームの改善はこれまで以上に重要なものとなっている。入札に参加するグローバルレベルのバイアウトから相対での交渉を手がける国内ミドルマーケットGPまで、プライベートエクイティ企業による投資には、価値を生み出すための明確なプランに基づいた説得力が必要となってくる。仮に、投資プランのタイミング、規模、または複雑性が不十分な場合、確約したエグジット段階でのマルチプル達成は困難となるかもしれない。本パネルディスカッションでは、プラスアルファを生み出す投資戦略について考察する。

    • これまで日本市場では、どういった投資イニシアチブが最も効果的であったのか?
    • マネジメント・バイ・インを成功させる鍵は何か?
    • デジタルトランスフォーメーションは、価値の創造にどれほど貢献しているか?
    • 取引決済や事務処理、資産管理などを担当するサービス・プロバイダーは、この分野においてどの程度の影響力を持っているか?
  • 13:00

    昼食

  • 14:00

    ミドルマーケット:強固なファンダメンタルズ、進化する投資戦略

    高齢化する企業創業者や進出が相次ぐ仲介事業者、そして、プライベートエクイティ企業とのビジネスを希望する声を呼び起こしている事業成功例の数々-近年見られる日本のミドルマーケット市場での案件数の増加は複数の要素が原因となっている。投下資本の規模が拡大していることもあり直近の成功事例の研究は興味深い。ただ、近年のファンドの規模の拡大は、投資機会の拡大に沿ったものなのか、それとも、ファンドの運用方針変更など、ファンドマネージャーの独断によるものも含まれているのか? 本パネルディスカッションでは、日本のミドルマーケットの状況を経験豊富なGPが解説する。

    • 日本のミドルマーケットは、単なる後継者問題解決の場から拡大しているのか?
    • 日本市場での非上場化の今後の動きの見通しは?
    • 最も成長が見込める業種・産業はどこか?
    • 過去の案件で見られたファンドの規模の拡大はこれからも続いていくのか?
  • 14:45

    教訓:日本におけるプライベートエクイティ業界の20年

    AVCJジャパンフォーラムは過去20年、日本のプライベートエクイティ業界とともに成長し拡大期も後退期も目にしてきた。テクノロジー企業の草分け的存在の台頭、アジア金融危機、巨大バイアウト企業の到来、ドットコムブームとその終焉、失われた10年、世界金融危機、そしてアベノミクスーこれまでの年月をその時代を象徴する各出来事で区分することはた易い。しかし、日本のプライベートエクイティ業界にとってそれらに増して重要なのは、日本経済を構成する一要素となるような資産クラスが出現したこと、そしてそれが、日本企業にとって信頼できるパートナーとなったことである。さらに忘れてはならないのが、この資産クラスが魅力的なリターンをLPにもたらしたことである。本パネルディスカッションでは、プライベートエクイティ業界のプロがこれまでを振り返るとともに、今後の見通しを占う。

  • 15:15

    コーヒーブレイク

  • 15:45

    ハーバーベスト・パートナーズによるプレゼンテーション

  • 16:00

    四方山話 - LPスポットライト:オルタナティブ投資

    日本のLP業界は現在、絶え間ない変化に晒されており、多くの投資家がオルタナティブ投資の立ち上げや、ポートフォリオの見直しを強化している最中にある。ただ、ポートフォリオの多様化はたやすいことではない。多くのLPにとりそれは、投資チームの規模、振り向けられる資金量、そして投資方針などについて制約を受けることになるからである。セカンダリー投資は正しい選択かもしれないが、時期が悪い。強調投資(シンジケート)は非現実的かもしれない。クレジット投資は選択肢の一つだが、適当な投資責任者が見つかれば、の話である。本パネルディスカッションでは、LPによるそうした過去の投資戦略実績を考察する。

    • 優秀なファンドへのアクセスは世界的にみてどの程度難しいのか?
    • ある分野に特化した商品のみを運用するGPに対して、複数商品を運用するGPのメリットとは何か?
    • ポートフォリオ・マネジメントの適任者は足りていないのか?
    • LP側はGPに対してどういった類のパートナーシップを望んでいるのか?
  • 16:30

    ハミルトン・レーンによるプレゼンテーション

  • 17:00

    壊滅的被害をもたらすものーブラックスワンへの対処

    市場サイクルはすでにピークに達し、ここから先は下る一方との見方が広くあるが、そうした状況をもたらす可能性が最も高いものは何か? プライベートエクイティ業界は過去にも後退局面を経験しているが、その中にはマーケット・ウォッチャーが予測していたものもあれば、予期していなかったものも含まれている。リスクファクターを正しく認識し、それに対しての適切な備えができる者がポートフォリオへの被害を最小限に食い止めることができる。本パネルディスカッションでは、経験豊富な投資家が前回のクライシスの出発点を分析し、そこから得た教訓が今後起こり得る様々な最悪のシナリオ、自然災害や戦争、金融スキャンダルなどにどう適用できるのかを検証する。

  • 17:45

    カクテル・レセプション